SURFに出会えて本当に幸せでした。SURFに会えて本当に良かった。

脾臓腫瘍 初期の段階では症状が現れにくいため早期発見が難しい病気です。はっきりとした症状が出たときは、だいぶ進行しています。腹部が異様に膨張して、舌やはぐきなどの粘膜が白くなり食べたものを吐き、血が混じり急激に衰弱しました。入院した時、獣医師から「脾臓腫瘍です。癌による脾臓破裂で今夜が山場です」といわれましたが、「SURFだけは助かるのでは?」と思えるほど回復した日もありました。亡くなる前日、大好きな海へ行くことができ、苦しむことなく息を引き取りました。

2006年1月9日 3時間前まで、お友達といつもの通りボールを追いかけて元気に遊び何事もなく過ごし、何ら異変を予感させるものはなく、いつもと同じ朝を迎ると思っていた私達にはこのうえなく辛い日でした。夕食の後片付けしている時「バタン」とSURFの腰が砕け倒れました。ハアッハアッと荒い息を繰り返して、お腹に腹水が溜まっているかのように膨らんで動きません。「SURF、SURF」の呼びかけにも、薄目をあけたまま、宙を見据えて私をとらえることができません。何が起きたのかわかりませんでした。病院はとっくに診療時間を終えていましたが、電話で様子を獣医師に伝えて病院へ。入院する事になるとは・・・。病院に運んだ時には意識がなく、エコー検査でモニターに写し出されたSURFの腹部は、大出血で内臓を確認できないほど真っ白でした。ICUで点滴を行い、脾臓からの出血を止める治療を行いました。こんなに突然、体力がなくなっていくものなのか?予想外の病気の進行度合いに言葉を失いました。かなり前から進行していたのです。進行性で治療方法も確立されていないという病気。時間と共に病気が進行するだけで・・・「もう、助からないの、治る見込みがないの・・」私は思わず涙が次々と溢れてきました。そんなSURFを病院へ残し、私達は朝まで一睡もできませんでした。飼い主にも痛みをみせないSURF。辛すぎる日々でしたがSURFは頑張ってくれました。1月11日、エックス線写真を診て、出血は治まっていましたが、癌は、肺の奥深くにまでその根をはっていたのです。1月14日、獣医師から「もう数日の問題です。SURF君の好きなものを食べさせてあげてください。家族で話し合ってこのまま入院させるか相談してください」と言われたとき、残り少ない時間ならそれを大切に家で過ごさせてあげようと退院を決めました。「一緒におうちに帰ろうね」と言うとSURFは嬉しそうに笑っていました。退院後、癌の進行を抑える効果ある漢方薬で免疫力をあげ体力をつけてあげることに重点を置き治療を試みました。体調もいいのか、ご飯も食べるようになりました。SURFは、昼夜を問わず家族をそばを離れませんでした。弱った身体でもきちんとトイレで用を足し、「SURFだけは助かるのでは?」と思えるほど回復した日もありました。 いつまで元気でいられるかわからないと思い亡くなる前日、命を縮めることになるのではないかと迷いましたが、すべて覚悟のうえで、大好きな海を見せてあげることを思い立ち連れ出しました。SURFはじっと海を見つめ、私たちの顔を見て「ありがとう」とでも言うようにとてもうれしそうな笑顔を返してくれました。あの笑顔がかけがえのないものとして心に残っています。久しぶりにSURFの笑顔をみて、改めて封じ込めていた悲しみが込み上げてきました。どうかこれ以上癌が進行しませんようにと毎日神様に手を合わせて願いましたが、願い届かず2006年1月29日5時12分、家族全員になでられながら、眠るように息を引き取り6歳10ヶ月の犬生を終えました。SURFは運命の成り行きを知っていたのかもしれません。ジタバタしなかった。暴れも苦しがりもせず淡々と無邪気に命尽きる静かな旅立ちでした。 この日を迎えることを覚悟しなければならないこともわかっていました。でも、覚悟することなどできなかった。それは、死んでも仕方ないとあきらめの心境になってしまうようで、そんな思いがSURFの死期を早めてしまうようで怖かった。ごめんね、SURF助けてあげられなかった。もっと一緒に生きたかった。何もいわずにお☆様になってしまったSURF。どうして病気に気が付かなかったのか、何がいけなかったのだろう本当にSURFにしてきたことが良かったことなのか悔やみ、その一方で大好きな海での笑顔、苦しむことなく逝ったことは幸いであったかと慰め、突然、熱いものがこみ上げてくる日が今なお続いています。SURFに出会えて本当に幸せでした。私たちにとってかけがえのない家族です。そして、何年かしたら、私達もそちらに逝きます。また再会し、この腕に抱くことを願っていつかもう一度出会える日まで、SURFの築いてくれた、この絆を大切にしてゆきたいと思っています。
みんなからのいっぱいの愛情に包まれて天国に逝ったSURFは幸せものです。
6年10ヶ月の短い日々であったけれど、SURFがくれた思い出は、あふれ出てしまうくらいに私たち心の中にいつまでも生きています。「生きる素晴らしさ、命の大切さ、信じること、頑張ること、諦めないこと」全てをSURFから学んだような気がします。SURFの姿は見えなくなってしまったけれど、みんなずっと忘れないよ。SURFは、その命を持って命あるものは死んでいくということ、亡くなってしまった命は取り戻すことができないから生きている今を大事にしなくてはいけないということ、ゲームのように気に入らなければリセットして新たに始めるようなことは、命あるものではできないことを子供に教えてくれました。癌という病気になったことはとても悲しいことでしたが、最後までの時間を知ることができたことは、救われたような気がします。残された時間を思い残すことがないように大切に過ごすことができたと思いますSURFが亡くなって気持ちが動揺しましたが、何よりも心にしみたことは、周囲の人の励ましと優しさでした。SURFと出会ったことで、たくさんの人と出会うことが出来ました。
人間の言葉をしゃべることができない犬にとってカラダが不調の時も、ケガをしたときも頼れるのは飼い主だけです。弱みを見せまいと病気であることを隠す傾向が強いので、早く異変に気づき、正確に症状を把握してあげなければなりません。6歳を越えるあたりから腫瘍の発生率が上昇するそうです。腫瘍は早期発見・早期治療がとても重要です。皮膚にできる腫瘍は日頃のスキンシップで早期発見が可能ですが、内臓に発生する腫瘍は、早期発見が難しく、症状が現れてから発見されることが多いので、半年から1年ごとに定期検診を行い早期発見が何より重要ですが、検査も多大なストレスになるので、獣医師とじっくり話し合いながら、動物にも飼い主にも最善の方法を考え、実践していくことだと思います。日頃のスキンシップはもちろん、食事などの生活習慣が健康管理で重要なことです。人間の医療と同じように動物の医療にも一日も早い医学の進歩を願い祈ります。
                  
2006年1月11日 2006年1月12日 2006年1月13日 2006年1月14日
走ったり はしゃいだりはできいけれども、顔を見合わせ、ゆっくりゆっくり歩くお散歩の幸せ。あと何回出来るのだろう。
もっと一緒に歩きたいよ。まだまだ、そばにいて欲しいんだよ。時よ止まれ。
2006年1月22日 2006年1月25日 2006年1月26日
2006年1月27日瞳は何を見て 耳は何を聞いているの 2006年1月29日  ゆっくりお休みなさい